宮崎市議会はより閉鎖的に?立候補制の廃止とは残念すぎる。

みなさん、こんにちは。山口としき(宮崎市議会議員)です。

4月は事務作業が多くて、なかなかお伝え出来ることも少ない月です・・・。

昨年度分の政務活動費の報告書を出したり、小中学校の入学式に出たり。

少し変わったものでは、宮崎市の姉妹都市である奈良県橿原市のお祭りに参加して、ひょっとこ踊りをしてきました。

宮崎市と奈良県橿原市は初代天皇である「神武天皇」つながりで姉妹都市となっています。ご自分の住んでいる自治体の姉妹都市を調べてみて、旅行してみるのも面白いかもしれません。大体の自治体で姉妹都市があるはず!(たぶん)

ちなみにひょっとこ踊り、「宮崎市」の踊りではなく、同じ宮崎県の「日向市」の踊りです。なぜひょとこを踊るのか・・・・、ただ単にすごく盛り上がるから!です。興味のある方は、youtubeなどで見てみてください。知り合いが踊っていると思うと、結構わらえます。

20180408_093426(橿原神宮。かなり立派です。)

 

さて、題名の件。市議会では5月に次の役職(議長・副議長)だったり、委員会がきまるので、4月は様々な駆け引きがあるなど、政治色が強くなる1か月となります。宮崎市議会においても、5月に1年任期の副議長選挙が行われる予定です。(議長は2年任期なのでありません。)

その副議長選において、個人的には残念な取り決めが行われました。

20180424_151916 (参照:朝日新聞)

20180425_133224 (参照:宮日新聞)

ネット記事はコチラ(47news) ⇒ https://www.47news.jp/localnews/2299962.html 

 

簡単に言うと、「3年前からやり始めていた議長・副議長選の立候補制及び所信表明を今回はしない。なぜなら一部の会派からやらなくていいという声が上がって、合意できなかったから」というものです。

 

ちなみに、宮崎市議会は前回の議長・副議長選で珍事と取り上げられる形で議長等が選出されました。

記事(参照:毎日) https://mainichi.jp/articles/20170510/ddl/k45/010/327000c

記事(参照:西日本) https://www.nishinippon.co.jp/feature/attention/article/330962/

私の過去ブログ http://www.toshiki-miyazaki.jp/2017/05/16/201705gatsu01/

 

今回、西日本新聞の記事に指摘されている通り、「議会改革の芽を摘む」ことが起きたわけです。

はっきり申し上げますが、これは「議会改革に完全に逆行する流れ」です。議会や議員がどういう考えでその代表たる議長や副議長を選んでいるのか、またその候補者などがどういう考えを持っているのかを市民やメディアに知らせていくことの何が悪いのか、私には理解できません。

 

立候補制がなくなるとどうなるのか。

非公式な場で協議が行われて、名誉職的に議長等が選出される流れになるということだろうと思います。要は「なんとなく、空気で」選ばれることになり、一部のキングメーカー的な役割を担う方に力が集中していくことになることが予想されます。議会経験の豊富な方がリーダーシップを発揮することはダメだとは言いませんが、基本的に対等の立場にあるはずの各議員が自らそのような体制を選択してくことは「自分たちで議会を律して、よりよい仕事をしていこうという姿勢を放棄している」ように私には映ります。

 

市民の皆さんにとっては、議長などがどのように選出されようとどうでもいいことかもしれません。ただそれは「きちんと選んでいるだろう」というなんとなくの前提条件に基づいているのではないでしょうか。

現状は違います。議会の代表者を選ぶ、極端に言えば市民の代表の代表を選ぶような大事なことでさえ、情報やプロセスを明らかにしようという姿勢がないのです。行政や議会の常識は世間の非常識といわれることもありますが、興味を持っていただかないと、こうした状況が続いていくことになります。そして、結局損をする、被害を受けるのは市民であり、自分たちです。

 

どの会派が賛成し、どの会派が反対したなどについては、この立候補制そのものが「秘密会」という「協議内容を表に出さない」というルールのもので決めているので、お知らせすることができません。さらに言えば、私はルール上、この秘密会に参加できない立場なので「賛否を表すこともできない」のが現状ですが、「立候補制や情報公開を推進する立場」であることは明確にしたいと思います。

 

地方統一選まで、約1年。1年前のことは忘れてしまうかもしれませんが、議会で何が起きているのか、すこしでも興味を持っていただけること、そして、それが将来的な投票行動(投票に行こう!)などにつながってくれることを期待したいです。