こんばんは。山口としき(宮崎市議会議員)です。
臨時議会も落ち着き、今週は担当となった建築企業委員会で所管する課との顔合わせ的なものが行われています。
3日間にわたって、「うちの課はこんなことをやってるんですよー」、「課長さんとか担当者はこの方々ですよー」みたいなものを教えていただいたり、現状の課題の確認をしたり・・・。まぁ、ある程度はわかっているわけですが、担当者の方からより詳しく聞くと新たな発見があるものです。勉強になりました。
また、事務局長として活動している森林・林業活性化議員連盟の活動が新聞に載りました。
(すごく太って写真に写ってます。太って見えるだけです、きっと)
市と県に「伐採トラブルを防いでほしい」というお願いをしたという内容です。議場で正すだけでなく、議員として一体となって要望していくことも問題を解決していく手段のひとつなわけですね。。
さて、少し前、GWあたりになりますが、宮崎に昔の仲間が来てくれた話を少し。
その①:元森ビルの同期、建築士として絶賛独立中、I田君。
私の同期の中でも職人っぽいオーラを漂わせていた彼は、結構前に会社を辞めて地元で建築士として頑張っていました。
4月下旬に、突然電話があり、「としき、宮崎で議員やってるってホント?今、日本一周しながら有名建築物を見て回ってるから、宮崎入りする5月に会わない??」と。。建築物見ながら日本一周とか、すごい行動力や。
そんなこんなで再会したわけです。
彼がどうやって生活しているのかとか、地方の街づくりについての考え方とかを色々とディスカッションしたわけですが、彼と話をしていて「いつのまにか自制をかけている自分」に気が付かされました。
彼は独立しているので、自分で仕事をとらないとなにもないわけで、そういうギリギリのところで勝負している空気感だったり、「建築家としてプロフェッショナルになるためにどう行動するのか」という行動原則がわかりやすかった。
自分が「宮崎で政治をやろう」と思った原点を思い出させてくれました。
「協力できることは言ってくれていいけど、ただ面白いことじゃなきゃダメだから。それが俊樹がいる、俊樹と組む意義でしょ」とさらっと言われて・・・、こういう友人がいることに感謝ですね。
ちなみに、事務所で宮崎の都市計画図を見ながら、2時間くらいあーだーこーだやってたんですが、やっぱり「どういう街にしていきたいか」がわかりにくいなぁという話に。これは、次の議会でも取り上げていこうと思います。
(この図面だけ見てずっと話してるとか、ちょっとマニアックですな。)
その②:大学時代の後輩たちが宮崎に。
大学時代の後輩からまたもや急に連絡が来て、「来週くらいに6人で宮崎・鹿児島旅行するんですけど、案内してもらえません??」と。「いいけど、めっちゃお金使えよ。観光のために。」という条件の下で、快諾しました。
せっかく来たということで、宮崎の紹介と共に普段考えない政治の話もと、大人の社会科見学も兼ねて議場なんかも案内して、青島にいったり、ランチのお店とかを紹介したり・・・。
(事務局のご厚意で少しだけ見学を。私以外は180以上ある大男たちです。)
普段、都会でバリバリなのかどうかは不明ですが、一生懸命働いている後輩たちに「宮崎どう?」と聞いてみると、
「暑いですね。」
「思ったより都会でした。」
「飯、うまいっす」
というちょっと薄い感想だらけではありましたが、そもそも「宮崎になにがあるか」を都会の人は全然知らないんだなーということと、「何かを見たいから来た」という目的物がやっぱりないんだなーということを改めて感じさせられました。
とりあえず来たらすごく楽しくていい場所!と思ってくれるようですが、「来る」ために何か理由付けがいるのかもしれませんね。このあたりも議会で聞いていこうと思います。
なんだか日記みたいですが、私の場合は、こうして宮崎以外の人と話をすることで、「宮崎を客観的に見たり」、さりげなく「議会で正していくべき課題」を見つけたりしています。
6月議会が再来週から始まる予定なので、見つけた課題を解決できるようにしっかり質問を練っていきます。
今回は、真面目にこの辺で。