みなさん、こんにちは。山口としき(宮崎市議会議員)です。
Twitterでは出張の様子なんかをちょいちょい書いておりましたが、委員会の視察だったりが重なっておりました。乗り換えで寄った東京駅などでは、マフラーの方やコートを着ている人を見かけて「宮崎はまだまだ半袖もいるぜ!」と南国宮崎を心の中でアピールしていたのですが、今週から宮崎も一気に寒くなってきました。
さて、テレビではアメリカ大統領選のニュースが続いています。私もネットなどで随時開票状況を見てましたが、午前中で決まるだろうといわれたのが昼になり、そして13時、14時・・・なんか全然想定と違う感じに・・・あーーー!!
事前予想を覆してトランプ大統領誕生!!
ちょっとしたエンターテイメントを見ているようで、別に投票をしていたわけでもないのにドキドキしてしまいました。
トランプ大統領がどうなのかということについては、これからを見ていくしかないんだろうなーという感じですが、勝利宣言では意外と?協調していこう的な発言も多かったので、選挙が終わればノーサイドということなんでしょう。
アメリカの選挙制度は不思議なもので、得票数などではヒラリーさんのほうが多かったんですね。純粋に数では負けた候補が勝ってるという・・・・納得できない人もいるだろうなぁ。。
いずれにせよ、事前予想を覆してということについては、個人的には「選挙の組織化が難しくなった」ということに尽きるように思います。昔は候補者に関する情報が少なかったので、〇〇党だからとか、会社が押してるからということが候補者選択の判断要因だったんでしょうが、今はネットで調べればいくらでも情報が出てくる。だからこそ、「自分の価値観で判断する」有権者が増えたんだと思います。非常にいい傾向だと思いますが、政治家泣かせですね・・・、組織のない私にはむしろ迎合するところではありますが(笑)
国を2分する大統領選挙、2大政党制ならではだとも思いますが、いつか日本でも・・・・しばらくはないかもなぁ。。
さて、さらに個人的に大統領選挙よりも衝撃を受けたのが、「富山市議補選」でした。
あれだけ報道されて、あれだけ問題が明らかになったのに、投票率が・・・・・
26.94% (参照 日経新聞:http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG06H5Y_W6A101C1CC1000/ )
正直、残念でなりません。思わず富山市在住の友人に「なんか事件でもあって低投票率なの?」って聞いてしまいました。
友人曰く、①半年後にはもう一度市議会議員選挙がある、②投票率の高い傾向にある郡部地域の候補者が少なかった、③新人の乱立でだれに投票すればいいかわかんない状況だったなどなどがあるようです。
ただ声を大にして言いたい。
ちゃんと選ばないと、ちゃんとした人がならない!(可能性が高い)
また繰り返すとまでは言いませんが、選挙があるからこそ「政治家の選別」が行われるわけで、それを放棄してしまうと腐敗が進むだけです。辞任ラッシュになった悪いことをした政治家を選んだのも有権者(自分たち)であるわけだから、よい政治家を選ぶことも自分たちでできる、やらなくてはいけないと考えてほしいなぁと思います。
半年後の富山市議選ではいい投票率になることを期待して。
いい政治は、いい選挙から! (選挙標語に応募してみようかな。)