こんばんは。山口としき(宮崎市議会議員)です。
6月議会が来週から開会しますので、質問の準備や議案レクチャーなどであっという間に金曜になりました。
さて、フェイスブック(よければいいね!を!→https://www.facebook.com/toshiki.y/?ref=aymt_homepage_panel)にはちらっと記載しましたが、先週の木曜・金曜で熊本市にボランティアに行ってきました。
GWなどは多くの方が参加されていましたが、だんだんと人も少なくなりつつあるということで、今こそ隣県の我々が!ということですね。
熊本市までは車で3時間くらい。朝の5時過ぎに出発して、車のいない有料道路をさみしくドライブ。
実は現在、ボランティアは有料道路を無料で使えます!(事前申請がいりますけども。)
宮崎からだと片道5,000円くらいかかるので、ボランティアにとっては非常にありがたい制度ですし、「お金もかからないなら行きやすい!」という方もいるでしょう!ぜひご利用ください。
詳細はこちら。熊本市社会福祉会HP(中段の 「災害派遣等従事車両証明書」の発行について をご確認ください)→ http://www.kumamoto-city-csw.or.jp/
9時前に到着してボランティアセンターへ登録。私も入会していますが、ボランティア保険に事前に入っておくとスムーズです。
ボランティアの仕事は、その日のニーズに合わせて割り振られます。私は個人宅の片付けのボランティアを割り振られました。一緒になったメンバーの中には自分の家が全壊したけど、やれることをやりたい!といって参加されている方や関東・関西など遠方からも来ている方もいました。月並みですが、すごいことだなぁと頭の下がる思いでした。
個人宅の片づけって簡単そうに聞こえますが、家財道具が壊れてしまったり、棚が倒れてしまったりしている場合も多く、わかりやすく伝えるなら「引っ越し」くらい大変な作業です。特に高齢の方や単身世帯などだと一人で片づけは本当に無理なので、ボランティアや周りの方の手助けが必須となります。また、思い出の品も多いので、「全部捨てちゃえばいい、全部箱に入れちゃえばいい」という単純なものでもなく、ちゃんと確認をしながら作業を進めるというのも特徴かもしれません。
個人宅だったので、詳細は書きませんが、外から見ると外壁が落ちていたりはするもののちゃんとしてるじゃないか!という建物でも、中はかなり被害を受けているというのが実情のようです。
両日ともきちんと作業を完了でき、また現地の方も涙を流されて感謝をしてくださって、本当に助けが必要だったんだなというのをまざまざと感じさせられました。
今回、私は熊本市に行ったのですが、熊本市は商店街などを含め、一見すると普通に生活してるのではないか?という印象を受けます。飲食店も空いてますし、コンビニもきちんと品がそろっていますし。
しかしながら、ひとつ路地に入ると、また一歩家に入れていただくと、「ああ、ここには手伝いが必要だ!」と見えてくるわけです。外見だけではわからない、そういう現状を感じる機会となりました。近隣のみなさん、ぜひ継続的にボランティアやお手伝い、頑張っていきましょう。
また、ちょっと熊本遠いかも、ボランティアで行くのは勇気がいるなという皆さん、ぜひ熊本、そして九州に遊びに来てください。旅行で来ていただけるだけでも、非常に助かりますし、県や市から補助も出る予定!宮崎市も今回の議会で補助を決める予定です。
ぜひ楽しんで応援!の検討をお願いします。
毎日新聞より:http://mainichi.jp/articles/20160531/k00/00e/020/133000c